現代自動車起亜自動車今年2024電気自動車新型発表

国内低調な電気自動車市場で現代自動車、起亜車で新型5種を披露する。

国内完成車市場をめぐる企業間の新車競争が今年も引き続き続くものと見られる。特に電気自動車需要鈍化が予想される状況でも、メーカーは未来市場競争力を確保するために新車発売を拡大し続ける模様で現代自動車・起亜が今年だけで5種以上の新型電気自動車を出してシェア拡大を狙う。これまで急な成長勢を続けてきた電気自動車市場がやや淫らな姿だが、新車を前面に出して電動化転換に加速ペダルを踏む姿だ。

12日、現代自動車起亜自動車関係者によると、2024年に5種以上の新型電気自動車を発売する予定で、ブランド別に現代自動車が3種、起亜が2種以上の新型電気自動車を披露する。車種は小型車から大型車まで様々なモデルと価格帯で披露する予定だ。

現代自動車が披露するアイオニック7のスペックと部分変更アイオニック5スペックは?

現代自動車アイオニック6写真[出典:現代自動車公式ホームページ]

現代車が披露する3種電気自動車の中で今年下半期初の大型電気スポーツユーティリティ車両(SUV)である「アイオニック7」を今年下半期発売する。アイオニック7は起亜EV9と同様の体給だ。発売のための最終段階で現代自動車は昨年末、牙山工場の稼働を止め、電気自動車の生産設備を整えている。設備工事は来月13日までで、量産予定時点は今年下半期と見ている。また、アイオニック7の発売に続き、初のE-GMPベースの電気自動車として2021年に初めて発売されたアイオニック5も部分変更モデルを発売する予定だ。内外観デザインをはじめとする商品性が従来より改善されると予想され、下半期の発売を目指している。

アイオニック7に関する具体的な情報は公開されていないが、2021年LAオートショーでコンセプトカー「セブン」を公開し、大型SUV電気自動車ビジョンを提示した。その当時提示したセブンのスペックは急速充電システムを適用し、350kW級超急速充電時20分以内バッテリー容量の10%から80%まで充電が可能だと明らかにした。また、1回の充電で最大482km以上の走行を目標に航続距離に対する制約をなくすと強調した。
 
現代自動車で披露するコスパ電気自動車キャスパーの価格は?

現代自動車キャスパー写真[出典:現代自動車公式ホームページ]

今年の下半期を目標に、軽型SUVキャスパーの電気自動車モデルキャスパーエレクトリックも下半期に本格販売を開始する。光州グローバルモーター(GGM)が委託生産し、現代自動車が販売を担当するが、光州グローバルモーターでは試験生産に突入したと話した。キャスパーエレクトリックは最も重要な1回の充電走行距離を増やすために大容量バッテリーを装着し、内燃機関モデルよりも全長を250mm増やしたのが特徴だ。これをもとに1回の充電走行距離を最大350キロ以上を認証されるという目標を立てた。

キャスパー内燃機関モデルの場合、これまでは内需市場でしか売れなかったが、キャスパーエレクトリックはグローバル市場にさらに拡大し、米国、日本など海外市場にも輸出する計画だ。

起亜車で披露する新型2種は何だろうか?

起亜自動車EV6写真[出典:起亜自動車公式ホームページ]

起亜車は6月を目標に小型電気クロスオーバーユーティリティ車両(CUV)であるEV3と準中型級セダン型電気車EV4をそれぞれ発売する。新車が発売されると現代車、起亜は小型から大型まで多様なサイズと価格帯の電気自動車ラインナップを備えることになる見通しだ。 EV3は飢餓の小型電気SUVで補助金を含めて3000万ウォン台で価格を下げる方針で、コストパフォーマンスの良い電気自動車を披露する。電気自動車の最大の欠点に挙げられる部分で、同級の内燃機関車よりも価格が安いという部分を補完して販売量を増やすという計画で見られる。

業界関係者は「電気自動車は国内だけでなく海外市場でも成長傾向がやや鈍化しているが、現代自動車・起亜は市場先占効果を享受するため、今年も新型電気自動車の発売を拡大する模様」と話した。

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